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製材業を今でも行うのはなぜか

今井木材にとって木材とは、『我が子の様に可愛がり大切な財産である昔の杣人(木こりさん)が育樹し森林環境を守りながら手をかけ続けた木材は、『何十年何百年』と力強く、山も守り成長した貴重な自然が創ってくれた『宝物』であり財産です。🪵
 

木に触れ仕事をするということは、我が子のように木一本一本『あの子その子』と特徴があり癖を見抜き『製材』『大工』といった各職人が目利きと技術をもって丸太一本を捨てる事なく表現することが『樹』『木材』に恩返しができ、木材を守っていくことが重要な事だと思います。

木材は食や電気などエネルギーにもなっている
弊社では、木質バイオマス供給事業者114号の許可証を持っており一般的にゴミとして扱われる木材達も次のエネルギーとして求めてもらえるよう取り組んでいます。
製材業、大工業で出た丸太のコアはバイオマス発電所、チップ会社に運び次のエネルギー資源、紙資源となります。
おが粉、プレナチップ材は、皆さんも大好きな飛騨牛の酪農家の方々に引き取っていただき牛さんの寝床となり牛さんの睡眠のサポートをし、おが粉とフンがまじり発酵させると牛糞いわゆる土壌の肥料となる。

木材は自然に変える生き物ということが伝わって来ます。

今もなおなぜ製材業を行うのか

曲がり丸太
今井木材は製材業を辞めるときは、会社を辞める時だと先代今井幸治と中島秀男さん(永久職人)からずっと言われるほど今井木材にとって『心臓部』なのです。
会社に伝わる言葉『丸太を0円で山から引き出し製材の力で1万、10万に木材を育てよ』
この言葉は、山に行き木材を調達する物、丸太を営林署、地方木材市場で購入する物は、木の事を知りこの子でどんな子達を生み出せるのか丸太の顔を見て欲しい部材が取れると確信し、木一本を購入し丸太を構造材、造作材、化粧材、建具材と自分の求める子を育て上げ最高の品に造り上げろという意味がこめれています。
木材屋、工務店が建材屋から構造材を購入し家一軒建てる事は、職人一人一人が欲しい部材を引けなくなる事、丸太をさわれなくなるということを意味し、ものづくりがただの流れ作業で創ることとなり弊社の良さが一つもなくなりお客様に自信を持って提供できなくなることがいけないことだと思いこれからも製材業を必ず続けます。

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